2022冬季五輪のスキー代表合宿(宮城)における食事サポート
オリンピックで金メダル獲得を目指すため国が管理する施設の一つにナショナルトレーニングセンター(NTC)があります。東北地方には冬季競技における強化エリアとして2つのNTC指定拠点がありますが、そのうちの一つが宮城県にあります。
この施設では定期的に日本スキー連盟の強化指定選手(フリースタイルスキーやスノーボードなど)が合宿を行うのですが、2022年2月の冬季オリンピックに向けて、2020-2021年度における合宿中の食事(主に昼食)についての栄養サポートに携わることになりました。
2018年にオリンピックを経験した選手だけでなくトップジュニア選手も利用する施設ですが、東北の食べ物を召し上がっていただき、強くなって帰ってもらいたいと思っています。
2020年10月>
この月の合宿(5泊6日)は日本スキー連盟が主催したものでした。いつも通りの昼食の提供もありましたが、連盟のご厚意で集団栄養指導をさせていただきました。さすがは国内トップ選手の方々で、栄養に関する知識は十分に持っている方々でした。それをふまえ、こちらも楽しく最新の栄養学をお話をさせていただきました。
2020年9月>
この月も合宿(3泊4日)があり、何人かの選手が訪れました。東北の食材を集めた昼食を召し上がっていただきました。成人の選手でしたので、それなりのボリュームのものを提供しました。宮城県産のパプリカは外せないと考えていましたが、選手からは好評でした。
2020年8月>
この月にはジュニアの選手の合宿(2泊3日)がありました。ジュニアといっても大人顔負けのプレイをします。依頼を受けての最初の合宿でしたが、たくさん食べる選手ばかりで、初回はご飯が少し足りなくなってしまいました。反省をし、次からはそのようなことが無いようにしました。一方、栄養教育では乳製品のメリットを伝え、納得して飲む選手が増えたと聞いたのが嬉しかったです。
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